ヒザに痛みを感じる場合、体重などによる負荷がかかって軟骨が磨耗していることが考えられます。まだ骨が柔らかい若い頃に頃に過度なスポーツをしていたために、軟骨が自体が弱く、磨耗しやすくなっている場合もありますが、そのほかにも
などが原因となります。
まず、肥満について。私たちの体を支えているのは2本の足です。体重が重くなればそれだけ膝に負担がかかります。歩く際には、体重の3~5倍の重さが膝にかかるのだそうで、標準より5キロオーバーの人は25キロもの余分な負荷が膝にかかる場合があるということです。
さらに、姿勢が悪い場合にも膝に負担がかかっています。正しい姿勢というのは重心が膝と足の裏の中心にかかるもの。ゆがみが生じることで股関節や背骨にまで影響を及ぼします。また、足がまっすぐな場合は体重を膝全体で支えることができますが、O脚の場合は足の関節の内側に力が偏るため、バランスが悪くなります。X脚の場合は逆に外側に力が偏ります。その分負担がかかっているのです。
老化については、体内の血液循環が滞り、筋肉・内臓器官に綺麗な血が行きわたりにくくなします。新陳代謝も悪くなるので、その結果、身体中の関節・軟骨にトラブルが生じやすくなってしまいます。レントゲンで確認したところ、70~75歳の人では、5割以上にヒザの障害がみられたそうです。
スポーツのよって生じるヒザの障害で多いのは以下の二つです。
半月板はヒザの2つの骨の間に挟まっている繊維質の軟骨で、大きな衝撃がかかった場合に裂けることがあります。ヒザをねじったり、ジャンプして着地するときなどが要注意です。ただし、加齢の影響でがしゃがんだ状態から急に立ち上がっただけで裂けることもあるそうです。
靭帯は骨と骨をつなぎ関節を作るもので、ヒザには前後左右の動きをサポートするさまざまな靭帯があります。捻挫など必要以上に伸ばされると断裂してしまいます。特に、急に思い立って健康のためジョギングを始めたりして膝を痛めるケースが中高年には多いそうです。
ヒザの健康を保つには、自分の体と相談しながら、適度な運動をするのが望ましいといえるでしょう。