歩いたり、走ったりといった動作はヒザに体重の何倍もの負荷をかけるため、体重が重いほど、ヒザの関節痛が起こる危険性が高くなることは「関節痛の予防・改善に適した運動」のページで解説しました。
逆に言えば、肥満の解消はそのまま関節痛の解消につながることになります。
肥満解消に有効なのは「栄養バランスの良い、規則正しい食事」と、「カロリー摂取のコントロール」。まずは以下のような、日常でできる食事習慣の改善から始めてみましょう。
といっても、中には自分の体重が重すぎるのかどうかわからない、という方もいらっしゃるのでは? その判断に便利なのが、下記の計算式で出せるBMI値。まずはこの計算式で、ご自身の肥満度を確認してみましょう。
ちなみに、BMIは身長からみた体重の割合を示す体格指数のこと。肥満度を測る基準として、広く定着しています。
【BMI値の計算式】体重(kg)÷(身長(m))×身長(m))=BMI値
【肥満度チェック】
例えば、身長が1.7mで体重が75kgの場合、計算式は75÷(1.7×1.7)となります。その結果出るBMI値は25.95で、肥満度1に該当するため、少々太り気味というわけです。
ただし、高齢者は食が細くなり摂取カロリーやたんぱく質不足になりがちです。必要な栄養素が足りないと、痩せていても関節痛になってしまうもの。お肉なども積極的に食べて、タンパク質などをしっかり補いましょう。
これは若い世代においても同じこと。スタイルや見た目のために無理なダイエットをするのは、関節痛にも悪影響なので注意して下さいね。